このごろ、雑誌社主催のイベントの頻度が・・・。
セミナーの中心はオプティマイザーやマキシマイザー、ソーラーエッジ、タイゴエナジー
などの、いわゆるストリング毎の最適化システムのご提案です。
実は、かなり前から提案のある技術で、40円時代から提案されてはいました。
ただ、原理効果は理解できるのですが、導入コストで建築コストをUPさせてしまうことになり
初期投資の財源的には厳しく、さらに、装置が増える事で故障やトラブルの確率を高める懸念があったために一部の発電事業者さま以外はなかなか採用に繋がらないものでした。
ですが、最近、発電事業者間で、リ・パリングというお話がでています。
これは、FIT初期にとりあえず発電所を作ることが優先されて、実際の発電量が現在最適値になっているかの検討が甘かった事例
さらには、中国製のパネルなどで、価格優先品を使ったためにPIDなどで発電量が低下していたなどの事例が、
ヨーロッパなどで散見されたため、調査、改善が行われ、発電回復や収益の回復が実際に行われているという流れが日本にもFIT改正と事後的過積載の規制により、到来しました。
メンテナンス義務化がはじまり、「やらねばならない」というものから「やってよかった」、そして改善提案により、発電所の最適化により、収益の改善と発電の改善、ひいては発電量の最大化による環境への貢献に役立つという趣旨に役立つ、各社からの提案でした。
対象となる方は
・稼動済みの発電所の発電量がシミュレーションよりも低く不満がある方
・施工会社と連絡が取れなくなり、発電量が適正かもわからない状態の方
・監視装置などの設置はしていない方
・影が掛かるとわかっている立地であるけどやはりもう少し改善できないかとお考えの方
などになります。
ご注意点は
・あくまで、最適化であり、発電量がかならず増加するものではない。(適正な施工で、適正な管理がなされていれば、必要ないものです。)
・後付やパワコン交換の場合はコストがかかるため、改善と見合うものか否かは案件ベースになる
という点です。
特に、初期のパワコンに、パネル追加での過積載は、ルール改定の猶予が短かったために、最適な設計が少ないとおもわれます。
またコストはかかりますが、40円、36円、32円案件などは、改善幅が大きければ、やる価値は大きいです。
そのためには、まず発電所が健全か否かの調査が必要です。
特に改正FIT法により、専門家のメンテナンスが4年に1度以上の頻度で義務付けられました。
ぜひ、弊社にご用命いただき、改善提案などをさせてください。