正直「足元」を見てほしい記事です。
すでにパネルは値上がりしてます。
去年は、コロナで大型プロジェクト停止で一時的に部材がすごく下がり、
弊社もこれからはかなりお安い値段で納められる!と喜んでました。
それが今年に入ってから、値段がひどいこと、酷いこと。
なんとか最安値近くを頑張って仕入れてますが、断定して半減したとは言えません。
隙あれば、値段を上げたいといってきてます。
どのメーカーも。
(メーカー直取引共同購入とかも提案されますが、とある理由で実施しません。裏話過ぎて、書けません(笑))
あと分離発注の方がコストが安いとか、分析してますが、
メンテナンス費用も考えておられるんでしょうか?
EPCが一括発注ではないならば、全部責任をとれません。
部材性能担保のトレーサビリティは支給側に責任があり、
責任の押し付け合いで、凄まじく喧嘩になります。
(ちなみに弊社の去年仕入れパネルが1年目点検で1%の不具合率の案件があることが判明し、恐怖しました。
無名メーカーではありません。
皆さんご存知の世界シェアTOP3に入るメーカーのパネルです。
仕入先も有名商社です。
しかもハーフセル型のため、電圧測定だけでは不具合発見できません。
今まで、このメーカーはこんなことなく、
納入時に割れパネルがあったとか、異常事態であったことがあり不安だったのですが。)
また設計施工も、保守交換も考えたものになりますが、全部指定部材支給である場合は、
工夫の余地がなくなります。
実際にそのような例も見てきました。
(もちろん業者が利益重視の部材押し付けも数多くありますが。)
20年間の安定稼働という視点でトータルコストを見てほしいものです。
他の主電源、火力や原子力では、分離発注とか・・・、やるんでしょうか?