2015年10月22日

太陽光発電FITはもう終わりなんでしょうか?低圧太陽光発電には厳しい規制です。「再生可能エネルギーの電力買取、固定価格から変動方式へ 」


スマートジャパンHPより

固定買取制度FITから、ドイツ式の入札制度に変えようと話です。
つまり買い取ってもらう価格を提示して申し込みです。
簡単に言えば 買取価格の逆オークションです。

来年24円を上限に入札しろといった場合
A社   1900KW   18円
B社   1000KW    20円
C社    300KW    17円
Dさん(個人) 50KW 22円

この場合 、C社は確定でこれが基準になります。
ドイツ式がそのまま採用なら17円以上のABDさんは
17円買い取りに同意してさらに入札するか、あきらめるかです。

日本ではこれほど厳しくならないと記事書いていますので
上記の例なら
平均単価(約18.6〜19円)
もしくは、偏差中央値にあわせた価格(18円)
になると思われます。

またFIP式を採用するということは電力卸売価格との乖離はそんなに想定していないことになり、将来的には(といっても再来年以降程度ですが)、10〜15円程度を想定している可能性もあります。

かなり厳しい内容が想定されます。
特に低圧案件については、スケールメリットがないため、
設置価格は高めとなりますので、KWhあたりのコスト単価も高くなります。
その場合は、入札では確実に負けることになります。

しかし、きちんと法律の範囲内ですでに事業実施した事業者は保護されるはずです。
逆に言えば、40円、36円、32円案件で設置を
まだ行っていない場合は
理由無く設置してない場合は、保護に値するものではないので、
設備認定取り消しではなく、
この入札制で単価が決められる可能性があります。

「未設置業者は入札参加が義務で、入札しないと、
事業の意思なしとして自動取消、
さらに、入札で買取価格を決める」なんてこともありえます。
現状27円まで買取がさがってますので、
40円じゃないと採算に乗らないなどと言えるのは
すでに部材などを購入されている場合のみです。
ならば価格を引き下げようとさせるでしょう。
(ご注意!:上記の内容はあくまで可能性です。)

今の内に27円のみならず、未設置の案件についてもぜひ設置しましょう。
ぜひ一度弊社までお問い合わせください。
posted by 第二の年金.JP担当 at 11:56| 茨城 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 太陽光発電関連つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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