2019年03月24日

【パワコンは系統のためにある時期に交換もしくはプログラム変更が必要?】3月20日京都大学と太陽光発電協会とによる共催シンポジウムに行ってまいりました


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京都大学で行われたシンポジウムに参加してきました。
実は、資料は配布されてます。


非常に長丁場でしたが、有意義でした。
特に、「気候変動の影響を受ける発電事業 」
の火力発電所については水資源の枯渇問題が気象に与える影響など、データと実例をもとにお話しいただけました。
こういう話を聞くと、すでに再エネは地球環境のために待ったなしということがわかります。


再エネ界で京都大学といったらこの人である安田先生の話はやはり面白かったです。
あと耳が痛いですが、出力制御騒ぎすぎでは?とのことです。去年は発電量の0.23%程度という分析をお出しになっていました。

パネルディスカッションはこの手のシンポジウムでは珍しく白熱したものとなっていました。

今回は京都大学の講座の5年間の締めくくりとして、京都大学の皆さんが本当に研究の成果をお出ししていただいておりました。
そして私ども事業者に直結しそうなのが、
「グリッドコード導入による再エネ導入拡大について」
これは、パワコン出力の急変、特に最大出力への上昇を緩やかにすることで、系統周波数への影響を最小限にするという技術です。
すでに、世界中の再エネには採用されており、先日の経済産業省の系統に関する会合では、日本の火力発電所業界からは提言として出ていたそうです。
そして、これはパワコンに実装できる技術であるため、交換時期には義務付けてはどうか?という提言になっています。
やはり周波数の管理というのが系統安定には一番大切なものとなるために、今後導入の可能性が大と思われます。

グリッドコードの日経記事が最近出てきますね。
18日のワーキンググループでも出たそうです。
こちらの記事では、グリッドコードは「包括的な運用条件の取り決め」ということです。
理解が間違いなのかもしれませんので読み返します。




非常に長丁場でしたが、勉強になる講座でした。

京都観光が夜しかできなかったのが残念ですが。

京都大学のシンボルの時計台棟の夜景です。
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posted by 第二の年金.JP担当 at 18:04| 茨城 ☀| Comment(0) | 再生可能エネルギー&太陽光発電の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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