2021年06月23日

【すでに日本のソーラー市場はアフリカ市場並みまで低下しております】中国の太陽光発電展示会の本年のSNEC 2021の分析動画を見つけました。

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中文ですが、解説は英語です。
youtubeですので翻訳字幕も作成できます。

(訳:SNEC 2021:太陽光発電の需要、製品の動向、技術開発、エネルギー貯蔵

会期自体は6月の3〜5日に行われたようです。

すでに、日本市場は市場規模として魅力がなくなっているようで、本年度は3%でインドの半分、来年度はアフリカとほぼ同じだろうと予測されています。
(実際は日本市場などは解説されておらず画面の資料に提示されています・・・。アメリカやEUについてはウイグル問題で述べてます。)

そして市場動向としては

【中国について】
・パネルモジュールの高騰は続く
・しかし中国政府の中国国内発電所補助金政策での基準価格は低く抑えられるため、ギャップが生じている
・そのため業界予測は60GW程度で最悪40GWになる可能性も見出している
・それでも風力+太陽光発電で90GWの導入が予測されている
・ただ中国国内でも接続問題が発生しており、来年以降の接続になるプロジェクトも多発するのではないか?

【技術的なことについて】
・今回最新型は700〜750W型が発表
・主流は500Wクラス
・TOPconタイプは全出荷の23%程度
・中国でも蓄電池併設型の提案がどのメーカーでも軒並み提案展示が始まっている

という内容です。

なかなか日本では、TOPconモデルの提案もされませんし、300〜500Wクラスまでしか提案が来ません。
蓄電池併設も自家消費型でポツポツと提案できるだけで、あまり、盛り上がっていません・・・。
これは中国市場の10分の1になってしまった日本市場の魅力がないことが原因かもしれません。

こうなると最近のパネルメーカーの強気さなどを見ると価格の下落は厳しいかもしれません。
そして本来この動きに対抗して国産メーカーが勃興反撃をする状態なのですが、すでに日本メーカーは自社製造を軒並み終了しています。
(アメリカのファーストソーラーなどが新工場を建てているのとは対照的です。)

日本のソーラー業者には、非常に厳しい時代が到来です。


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posted by 第二の年金.JP担当 at 08:00| 茨城 ☁| Comment(0) | 再生可能エネルギー&太陽光発電の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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