<30周年記念イベント開催中>
茨城県の弊社近隣の発電所の方に
DM年賀はがきを送付させていただきました。
ということでリパリングについて
考えていきます。
宣伝で
+30%!
+20%!
と良く言われていますが
実は
元々の立地のポテンシャルを実現したか、
復活させたにすぎないのが多いです。
弊社でも最高と言えるものが
1年目(パネルの状態が良い状態)の
HITパネル低過積載案件で
1KWのパネル当たり年間1400KWh発電が
最高なので、
これを超えるのはほぼ難しいと思います。
ですので実際発電量が増えるのは、
高性能パネル使用
&最適配置
&ちゃんとした施工
をしておけば
1400KWh/KWも
狙えた立地だったにもかかわらず
部材選定や配置が
甘いものだった可能性が高いです。
パネルの汚れの洗浄などで
回復とありますが
弊社は最初から
除草作業などを考えて
脚の長い架台を推奨しています。
これでも汚れますが、
土埃がひどいところなど
では雲泥の差がでます。
つまり、
リパワリングは
発電事業計画の立て直しから
始める必要があります。
除草計画、
洗浄計画
発電所の性能状態の把握
です。
つまり
メンテ契約も見直しの時期に
差し掛かってますね。
特にパネルについて、
電圧と絶縁程度しか
測っていない場合は
要注意
7年経過するとパネルが・・・。
結構リパワリングには課題が多いです。
ただ、PCSの交換は確実に効果が出る可能性が高いです。
これは、
・遠隔監視が標準
・マルチストリング化で
影の影響や
電圧のバラつきにも
対応できる
という効果があるからです。
いろいろ書きましたが、
すぐに、
リパワリングを検討しなくていけないのは
- パネルメーカーが倒産した・・・。
- パワコンメーカーが撤退を決めて、10年保証があてにならない
- パネル過積載150%以下なのに1KWのパネル当たり1000KWh以下発電しない
- 今までは順調だったのに、急激に発電量が下がった
という発電所を御持ちの方になります。
それぞれはこれから深堀していきます。
そして最大の問題となるのは
パネルを交換すべきか否か?
これが2023年を
リパワリング元年
とした
弊社の最大の課題です。
2考に続く(近日)
#太陽光発電
ラベル:太陽光発電所 リパワリング