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最終章です。
おそらく、儲かるか、儲からないのか?
教えろ!ということになりますね。
さて、パネル増設で@〜からの
手順に従った場合の
利益予測などをしてみましょう。
パネル増設について
旧型パネルを50KW→25KW
新型パネル増設&交換50KWとしましょう。
正直実は
50KW×40円(旧来価格)+25KW×10円(R6年4月以降価格)
と考えた方がわかり易く
50KWは当初より減少したパネル劣化が復活する形です。
だいたい10%程度の発電量が復活する形です。
ただ25KWの10円の発電所は
劣化したパネルの下での
発電となるので、
年間25KW×10円×1000KWh/KW×劣化率(年間1%づつ)
×残りの買取期間年数
となるため、
多くて250万円+消費税程度の収入見込みになります。
ただ価格の高い発電部分が
収益を上げてくれるため
25KW分の元を
取れるだけも大成功と言えます。
これで既設の発電所から
10%程度収入増の可能性があります。
パワコン交換とした場合を
考えてみましょう。
三相電源については
必ず交換したい生産終了メーカー品は
発電効率が93%となっています。
よく使われるHuaweiの20KWは
97.1%なのですが
これも不公平で
かならず絶縁トランスが必要となるため
(連系協議の際三相四線式に電力系統が切替時に使えないとされます)
絶縁トランスを一般的なメーカー品の場合
99〜98%となるため
97%×0.98=95%
となるため2%程度しか違いがありません。
それでも2%は改善される可能性があります。
単相の物はもっとわかり易いです。
一番使われているだろうメーカーの旧品
が95%の発電効率
そのメーカーの過積載対応最新型が
96%に改善
97%となっています。
またMPPTが2つに増えるため、
電圧追従性が上がり
スマートロガーで遠隔監視が標準となります。
つまり1%〜2%の改善となります。
結局
パネルは、発電量向上というより
復活で10%UP
しかし、
それは全体の75%ですから7.5%
で107.5%
それにパワコンが効率が1〜2%アップとなるため
107.5%×102%
とすると
109.65%
つまり約10%の改善が見込めます。
ただ、過積載率が120%を超えて
150%程度だと1〜3%のピークカット
となると、
実質
7〜5%の収入増の可能性が
見込めます。
やらなければならない不良パネル交換と予備品確保
パワコンの交換
をこのチャンスに行うことが
FIT期間の残余期間の収益最大化につながり
更には稼働20年以降のNonFIT時代の運営の可能性を
高めます。
是非、ご検討下さい。
その前に、
パネルなどの点検も必要ですので
専門家点検を弊社に
ご用命下さい。
#太陽光発電
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