弊社は農村の再生に太陽光発電が資する、
と10年前の余剰FIT開始から感じており
地域との共生を大切にしてきました。
しかしこの記事には
まるで、ソーラーが悪者、
農村破壊との印象にされてしまいました。
本当にショックです。
農家の方が自らソーラー事業を行い、
食料とエネルギーの供給者となる。
そうなれば、後継者も農村にかえってきて、
ソーラー事業での安定収入を元に
さらなる農業でのチャレンジができる!
というのが
我々の夢でした。
たしかに現実は、東京圏の方が田舎の土地を買いたたいて、
ソーラー発電所作り、
共生もへったくれもなく
鉄条網のフェンスに監視カメラと
まるで要塞みたいな設備があるのも事実です。
でも、太陽光発電が農村再生の可能性を秘めていると我々は信じるのです。
若い方やUターン、Iターンの方が地方の農業を
再生させていたけるなら良いのですが
実際は苦難の連続です。
出来ても、売れない、採算に乗らない、
という事は多々あるからです。
よくブランド化戦略と言いますが、
ブランドとは作りたくて、作れるものではありません。
買っていただいた方の応援で
作られていくものなのです。
マスコミを使えば、というマーケターの方もいるでしょう。
中身が伴わない、さらに需要が安定しないと、
それはファッションに過ぎません。
タカ〇オドリンクや、ナタデ〇コのように
一過性で
その中でもほんのひとにぎりしか
生き残れないのです。
ならばソーラー事業をしつつ、
さらに、農業でチャレンジする道というものが、
農業や農村の継続性の道と思うのですが
どうでしょうか?
いきなりソーラーを悪者にするのではなく
なんでソーラーが作られるのか?
今まで通りのやり方で、それは解決するのか?継続できるか?
を考えてほしいです。
どうしても、収入がなければ、お金を産まなければ、継続は無理なのです。
自分の分だけ作ればよいとなると、
歳をとったり、体が動かなくなった場合は
結局買った方が楽、と
その農地は放棄されてしまうことになるのです。
継続されなければ、ソーラーの廃墟どころか、
本物の荒廃した廃村ができるだけです。
それを自然というならば、あまりにも無責任です。