1300平米を焼いたそうですが。
火事の原因は調査中とのことです。
では火の気の少ないハズの太陽光発電所で火事が起きる原因はなんでしょう?
・工事中に研磨等で火花が出る工事があるのに火花対策をせず、段ボール、ブルーシート、周りの雑草とくに除草後の枯草に燃え移った
・タバコの消し忘れが原因で燃えた、もしくは頭の〇かしい職人がタバコをポイ捨てした。
以上が工事中の場合の原因推定。
ぶん殴りたくなりますね。
・端子部の増し締めがしてなかったので端子がきちんとしまっておらず、異常発熱で発火、PCSもしくは接続箱からケーブルパネルまで延焼
・端子部との接続ボルトねじがきちんとはまっておらず、端子が浮いた状態であり、電導部の抵抗で発熱発火
これは電気屋あるあるで、丁寧な確認で防げます。
(交流側工事を分離発注したがるお客様に、これが多いです。法人ではない電気工事さんで、増し締めの習慣がないと・・・。)
ヒューマンエラーで散見しますが、竣工試験実施でほぼ見つかります。
ちなみに、1か月〜1年ぐらいでの発覚もあります。
これは金属の熱収縮が原因です。
電流が通っているときの端子部の熱と、夜の端子部の温度は50度ぐらい違う可能性があります。
これにより、端子部のボルトねじは収縮を繰り返し、ゆるみ始める可能性があります。
(パネル取り付け金具のボルトゆるみも同じ原理です)
ですので、定期的な専門家点検は必要です!
よく、お客様の自主外観点検で十分とお考えの方がおられますが、目視ではわかりません。
あと、日中は交流、直流とも電圧印加してる可能性がありますので感電の危険性があります。
副業でケガをしても労災はおりませんよ。
専門家にお任せください。
・落雷で!
これは災害ですから仕方ないですが、平地に電柱が集中していると・・・。
SPDを入れたいですが、正直安いものは気休めです。
最後に皆様に最大限の警告です。
・草刈で、ケーブルに傷が入っているのに気づかない、報告してこない。
これが一番怖いです、そして回数が多いので発生確率が大きいです。
お値段が合わないから、
安いとこに頼む、
自分で草刈りをやる。
さて、なにが問題でしょう?。
保険が下りない可能性がでてくるのです。
基本的に、自然災害保険で、火災はおりるはずです。
しかし、太陽光発電所に関しての保険は、災害事故の急増により、審査の厳しさが増してます。
草刈り事故は、本来草刈り業者へ求償したりするのが原則です。
そして自分で草刈りした場合は自作自演を疑われる可能性まで出てきます。
嫌な時代ですが、保険会社も慈善事業ではないので、当然の対応となります。
特に草刈りの外部委託には注意が必要です。
その業者、
「目的物賠償保険」
や
「第三者賠償保険」
に加入してますか?
太陽光発電事業はまさに「事業」です。
外部委託についてもきちんとした確認が必要です。
弊社も創業から27年で学んできました。
あと事故報告の提出必要ですよ!
発電所のメンテナンスのサイト
高圧案件の電気保安管理、メンテナンスを
ワンストップで対応できることになりました。
新会社 合同会社 ミネヤ電気保安法人です。
電気保安法人番号 関東東北産業保安監督部 H237号
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